海藻の基本情報
ヒバマタ目ホンダワラ科の海藻(褐藻)で、日本ではコンブやワカメと並んで、重要な食用海藻の一つです。岩場に生息しており、全長100㎝ほどまで成長します。ひじきは茎と葉からなる一年生植物ですが、根は糸状で5~8年間生きる多年生植物です。一説によると、ひじきは平安時代頃から食用にされていたと言われています。
食物繊維をはじめ、カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラル類、β‐カロテンやビタミンKなどのビタミン類を多く含んでいます。特に、カルシウムやマグネシウム・鉄の含有量は、海藻の中でもトップクラスです。
100gあたり | エネルギー kcal |
タンパク質 g |
脂質 g |
炭水化物 g |
食物繊維 g |
食塩相当量 g |
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ほしひじきステンレス釜 (乾) |
180 | 9.2 | 3.2 | 58.4 | 51.8 | 4.7 |
茎上の長い部分(主枝)のみを使用したものは、「長ひじき」 と呼ばれています。歯ごたえがしっかりしているのが特徴です。煮物や炒め物、和え物に適しています。
先端の芽や小枝のやわらかい部分のみを使用したものは、「芽ひじき」と呼ばれています。やわらかく、ほかの食材と絡みやすいのが特徴です。煮物やサラダ、ひじきご飯に適しています。
※「長ひじき」「芽ひじき」は製品名であり、ひじきの種類ではありません。
3月~5月ごろ