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SEA VEGETABLE

海藻の基本情報

とさかのり

とさかのり

とさかのり

Meristotheca papulosa

スギノリ目ミリン科の海藻(紅藻)で、鶏の鶏冠(とさか)に形状が似ていることから、この名が付けられました。彩りや形が美しく、色物海藻の中でも特に人気。天然ものは、高級品として扱われています。彩りが美しく、ボリューム感や立体感が出しやすいため、刺身のツマや海藻サラダとしても人気です。

とさかのりの栄養について

食物繊維を多く含み、糖質含量が低く、低エネルギーの海藻です。色によって、ミネラルおよびビタミンの含有量が、大きく異なります。

100gあたり エネルギー
kcal
タンパク質
g
脂質
g
炭水化物
g
食物繊維
g
食塩相当量
g
赤とさか
(塩蔵・塩抜)
19 1.5 0.1 5.1 4.0 0.7
青とさか
(塩蔵・塩抜)
17 0.9 0.2 4.9 4.1 0.8
とさかのりの色について

とさかのりは白・緑・赤の3種類がありますが、同じとさかのりが原料です。
元々は色は鮮やかな紅色をしていますが、それぞれの工程で色が変化します。
着色料は一切使用していませんし、とさかのりの種類が違うものでもありません。

  • 赤とさか

    天日干しをして、より鮮やかな赤色にします。

  • 青とさか

    石灰でアルカリ処理をすることで綺麗な緑色にします。

  • 白とさか

    石灰でアルカリ処理を繰り返し、脱色させることで白色になります。

旬の時期

3月~5月ごろ